和風汁そば じゃんず 東京・練馬 ※閉店





残暑が戻るか見えない夏の空は、薄墨を垂らした様な雲に一面が覆われ、ひんやりとした微風が街を眺めている、一週間もすれば九月の土曜日。

曇りときどき小雨の休日。再就職して三カ月が過ぎ、夏も折り返し地点が過ぎて、しばらく経った今日この頃。

そう言えば20代の頃は、給料の手取り額が全てなんて思ったが、企業を離れれば自治体に支払う額が随分とあり、最近はネットバンクでペイジーだったりするが、給料の総支給額の大切さが理解できる(文章を穴埋め的に使わない)。閑話休題。

さて一度訪問して良くても、毎日の様にオープンする新店の多さに、我々ラオタは新店巡りの連食が当たり前になって来ている所為か、その後再訪問しないケースも多い。

また休日が変わり、行かなくなる場合もある。この後者の場合は、そう言えば行ってみるか、となる。そんな、2002年11月にオープンした、今や大変に人気を博するラーメン店。

そんな訳で、先日紹介した無化調ラーメンマップにも出ていて、随分以前から千葉・佐倉のヂガミサ醤油を、他のこだわり醤油と共にブレンドして利用しているとして気になっていたお店だった。

ビール酵母入り極太麺がつけそばで楽しめるとして、先週行こうと思ったら丁度お盆休みで、本日こそと都営大江戸線を今回は利用して練馬駅に降り立ち、斜めに錯綜する通りを進み行き店頭に到着した。

4年のブランクは何故?と思う程に、独特な素晴らしい出汁の芳香が店頭に立ち込めており、時折り路線バスが行き来する周囲は住宅街。

行列は15人程度で、その列の後ろに着き、ふと4年前と何処か違う外観に気が付いた。はて?何が違うのか?ああ、入口上の風情があった一枚板の看板が無く、引き千切られた様な痕跡が残る、その支持金具が露出していた。

しばらくすると宅配業者が、箱に詰まった紀州南高梅を数箱納品していたのが見え、こちらのウリの食材の一つの様だった。

およそ40分弱程度で入店でき、左手のカウンター席の一番手前に誘導され着席。店頭にあったメニューで決めた、特製つけそば900円並盛りだと麺量が200gだそうで、ここは100g増量らしい大盛70円増しにして、ちゃあしゅうごはん280円もオーダーして合計額しめて1250円。

つけ麺の麺は、もち米入り平細麺に、同じくもち米入り平打ち麺に、件のビール酵母入り極太麺の中からの選択で、それはもちろん極太麺で。4年前に来た時はデザート類を提供していたが、あまりの盛況さの所為かメニューから消えていた。程なく到着。

まずまさしく極太と言える、非熟成系の自家製ストレート麺だけ口にすれば、小麦粉の膨よかな風情が口に広がって行くもの。

それを汁に付けて食して行けば、これがもう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い、旨い旨い旨い旨い旨い旨い、いや旨い旨い旨い。

汁は魚粉に、豚骨鶏ガラ魚介の旨みが何処までも続く先が見えない回廊を歩く様な奥行き感があり、麺は瑞々しさの中に不思議なコクの様にも取れる独特感。それを通常よりも低加水を造形させる事によって、見た目よりも汁との相性を良くしていた。

気が付けば麺が消えスープ割りも風情が良く、ちゃあしゅうごはんも個性の良い胡椒のスパイシー感が後引く美味しさ。

精算時に店頭の看板の話しをすると、以前の強風が吹き荒れた際、その所為で落ちたらしいが、ケガ人も出ず不幸中の幸いだったそう。

いや、かなり良かった。この旨さは、 ・・・キテます(ハンドパワーか)。

(左フォト) 特製つけそば大盛(麺・汁)/ちゃあしゅうごはん (2008.08.23)


 和風汁そば じゃんず

 定休日:火曜日・水曜日         つけそば麺量〜並盛200g/大盛300g

 住所:東京都練馬区豊玉北4-21-3  営業時間:11:30〜14:30/17:00〜22:00

 アクセス:西武池袋線・都営大江戸線練馬駅下車。目白通りまで出て、練馬警察署南交差点の環七
       寄り斜めに進むバス通りを入り、しばらく進んだ道路沿い左手。徒歩およそ8分。


 
  店内メニュー※限定メニュー売切れの場合あり。   店内インフォメーション※特定の麺に集中すると提供できない場合あり。


     
目白通りのココから入った奥にあるお店。 店内は今風に、まとめられている。 2004.10 特製汁そば大盛 2004.10 醤油の醤(じゃん)からじゃんず。

家電量販店に勤めて、営業をしていると、お得意様が出来て、たまにその関係で外へ出掛ける事がある。今日も雨のそぼ降る中、西武池袋線練馬駅近くで、一仕事があったのだった。また雨の所為か冷え込んで来たものの、湿気で寒いと言う事は無い。それも無事終わって、こちらがすぐ近くにあったので行く事にしたのだった。

午後一時近くでも、住宅街の中にある感じで外に列は無かったものの、中は満員で、しばらく外で待ち一人出られたのを確認して入店する。何とも美味しい匂いが外でも感じられ、わくわくしながら空いたカウンタ席に着席。メニューから特製汁そばを大盛でお願いする。麺が選べるそうで、細麺とビール酵母が入った中太麺があり、後者にした。店名は醤油の、醤(じゃん)かららしい。程なく到着。

魚粉投入系で、その香り感良く、豚骨醤油の独特感高い様々な旨みが紡がれていた。麺は寝かさない様で、中太とあるが、立派な極太うねり仕様でインパクトの高い麺。かん水が軽く感じられたが微量で、逆にラーメンらしくて良かった。

チャーシュー、シナチク、味付け玉子とも味付け的に良く、こだわり高かった。デザートが低額であり、手作りっぽい杏仁豆腐が170円で美味しかった。総括的にはあらゆる手を尽くした手法に、ラーメンにとって必要なインパクトが加わった、なかなかのラーメンであった。

(2004.10.04)


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