かごしまラーメン我流風
東京・秋葉原 ※閉店

※レポートは東京都千代田区神田平河町4-8時代。






関東全体が雨雲に包まれ、穏やかに雨が降る、十月上旬火曜日の朝だった。本日は社内で仕事があり、営業で出掛けない日となった。ランチ時はそんな事もあり、雨の中まだ未訪問となっていた、こちらへ出掛ける事にした。

チャンポン店として創業して、鹿児島県薩摩川内市内で開業したブランドらしい。フードテーマパークでも何度か目にして来て、気になっていたラーメン店の一つだった。

こちらの支店は七月にオープンしたばかりで、すぐ近くに出来た上野広小路の支店も一ヶ月早い六月に出来たばかりだった。勤務先からどちらもほぼ同じ距離で、どちらでも良かったが気の向くまま足の向くままでこちらとなった。

JR秋葉原駅昭和通り口前の横断歩道を渡り、総武線ガードの左脇の道を少しだけ入れば左手にあるお店だ。大正モダニズム風な看板が掲げられ、入り口左手に券売機が設置されていた。そこで味玉らーめんに豚めしを選んで入店。チケットを手渡すと大盛り無料サービスがあるそうで、豚めしもあったがこの際なのでお願いした。

九州のラーメンと言えば結構今まで長崎ちゃんぽんを始め、博多・久留米・熊本・玉名・大分・宮崎と冠が付いたご当地ラーメンラーメンを食べて来ている。20年程前の若い頃には、鹿児島市内に住む高校時代の友人宅に一週間近く滞在した事があり、その間に桜島を眺めたり天文館通りをブラついた経験がありながらも、今回の鹿児島ラーメンは初めてであった。

実際に現在鹿児島市内に多くの鹿児島ラーメンを提供するお店が点在しており、その最古参は昭和22年創業の「のぼる屋」さんだそうで歴史もかなりありそうだ。

鹿児島ラーメンには幾つかの特徴があり、豚骨ベースのスープで濁ってはいるものの、久留米から始まった九州白濁豚骨系とは異なるラーメンで、鶏ガラに野菜を利用して濁らせているらしい。

そして何と麺はカン水を利用していない中太麺だそうで驚きだった。こちらもそうなのだろうか?これは是非とも確認して見たい所だった。

また漬物を用意しているラーメン店が殆どだそうで、こちらでもさりげなくカウンタトップに白いタクワンが置かれており、チケットを手渡した際にサービス惣菜のように案内していた。ラーメンに入れる事なく、薩摩っ子はポリポリと口にしているらしく、そんな異文化を知ると日本が広く感じるから面白い。

ふと見ると壁にはレトロ感を演出させる為か、錆ついたホーロー看板が打ち付けあり、その錆が妙にリアルな印象を心象的に感じた。程なく到着。

おお、実際白濁したスープを見ると、まるで白濁豚骨のようで、そう言えばこうしたご当地ラーメンでなくても、そんな仕様のラーメンは今までもあった。

味玉子の黄身のオレンジ加減がまた目を引く程に良く、そこに角煮のように大きいチャーシューがドンとあり、そしてキクラゲ・青ネギ・茹でモヤシに、揚げたニンニクスライスを砕いたものが添えられており、そのビジュアルだけでもう太鼓判を押したくなる程。

それではと行かせて貰えばそれはもう、いやいやいやいや、美味い美味い美味い美味い美味い。しみじみとしたスープのコクが来ながらも、様々な具がポイントを着実に稼ぐそんなラーメンだ。

中太やや太ストレートの麺は、どことなくチャンポン麺のようでもあったが、もっちりとした弾力がありカン水麺っぽい。お聞きするとやはりカン水麺だそうで、鹿児島の他の店は確かにもっと細い無カン水麺だそう。

こちらは良質国産小麦の玉子も入れた麺だそうでなるほどだった。おそらくそんな所からこちらのお店の鹿児島ラーメンは、現代風な余所行きな風情と評価されているのだろう。

豚めしがまたどエラく良く、タクワンもオカズにして御飯をパクつかせて貰い、最後はスープでオジヤにしてフイニッシュ。気が付けば完食だった。いやいや良かった美味かった。

(左フォト) 味玉らーめん/豚めし/店頭外観 (2009.10.06)


 かごしまラーメン 我流風 秋葉原駅昭和通り口店

 麺量〜らーめん並120g・大180g/つけめん並240g・大360g

 住所:東京都千代田区神田佐久間町1-24三村ビル1階 TEL03-3864-7720 

 定休日:無休  営業時間:11:00〜23:00(LO22:30)

 アクセス:JR山手線総武線秋葉原駅昭和通り口下車。昭和通りを上野方面に少し進んだ左側。



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