麺工房 暖々 東京・平和島 ※閉店







雲一つ無い青空が、健全な空の或るべき姿だとすれば、今日はいささか不健全な空で、どんよりした雲が陽射しを隠していた。

それは、最後まで二元的な場所でしか知らなかった、マイケル・ジャクソンの死よりも、身近でとても判りやすい、事実として捉える事ができた。

しかし雨は、降り過ぎ無ければ田畑を潤し、口にする水道が涸れる心配もなく、適度な雨もなくてはならないそんなものと言えた。

そんな今日は、先日部長と出掛けた法人先で、ラーメンが好きな専務様がおられ、こちらがかなり良いらしいと言うの情報を頂く事が出来た。

今流行りの二郎系らしく、素早くパソコンからネットで流れている画像を開き、「ほらっ」と言われてモニターを覗いた。

これがどえらい量のモヤシが山積みされたラーメン画像があり、おそるべし!と言うしかなかった。

他店の二郎系と同じノリで「野菜増し」と言うと、とんでもないことになる二朗系ラーメン店だそう。他店並み程度にしたい場合は、ちょっと多めと、「ちょっと」をつけ足さなければいけないらしい。(笑)

しかも、知り合いらしき同じラーメン好きの方が、ハマってしまったそうで、もう何度も通っている位かなり美味しいらしい。

さっそく調べて見ると、某堀切二郎の経営者が手掛けるラーメン店で、麺工房と言う冠からも、すぐ理解が出来たものだった。

店名を変えて臨んでいて、かなり好評な二郎系と言う事で、「ラーメン大」に対してどう違うのか気になる所となり、そんな訳で出掛ける事にした、六月下旬休日の日曜日であった。

京浜東北線電車から品川駅で京急線電車に乗換え、平和島駅で下車して第一京浜の通り沿いの、こちらには午前11時半近くに到着した。

すると五人の方が並んでいて、まだ開店しておらず、しかしまもなく開店する感じであった。

ふと空を見上げれば、ポツポツと雨が落ちて来て、本降りになり始める頃開店を知らせるドアが開いた。

列の順番のまま中へ進んで行き、入り口左手の券売機で夫々がチケットを買い、奥の冷水器でコップに水を入れ、奥から順番に座って行った。

券売機では油そばもあってそれにしようか悩んだが、結局600円のらーめんに、120円の豚とあるチャーシューのボタンを押した。

厨房には店長さんらしき、お一人がいるだけだった。

麺が入るビニールを破って、出る麺の数を確認してから茹で湯に順次投入して行き、ドンブリを台の上に並べてスープと油の量を見極めながら、余念なく事を進めておられた。

一人めの方にコールを確認されていて、野菜増しコールが無かったかと思うと、それでも片手いっぱいに掴んだモヤシが麺の上に置かれて、一番客にそれが手渡されて行った。

三人めの方は、例のちょっと多めコール。見るとそれでもとんでもない量で、私の番となり思わず野菜増しコールは自重する事にして、ニンニクだけはお願いした。程なく到着。

それではと口にすれば、おお、これはもう、いやいやいやいや、美味い美味い美味い美味い美味い。
やや甘みのある二朗系らーめんで、チャーシューの豚は、かなり気に入ったシフトの肉塊。

ここ数年「ラーメン大」は御無沙汰なので何だが、極太ちぢれ麺等ほぼ同じ感じであるものの、作り手や使用する水でかなり変わるラーメンだけに、どこか独自感もあり、とても良かった二郎系であった。

何しろ脂も多めに入っていて、しっかりしたこってり感があるのにも拘わらず、このさっぱりした後味感はちょっと無いと思う。それにしても肉がいい。

甘いと言ってもアマアマでは無く、美味しさも手伝って、かなり満足できたラーメンだった。

麺量は二郎程では無いが比較的多めな方で、ちょっと多めの野菜増しだったら、今思えば行けたかも知れない。

何れにしても、こちらの野菜多めはとんでもなく、自信のある方は、是非チャレンジして欲しいと思う。

気が付けば完食。帰る頃雨は本降りにも拘わらず、後続客が後を絶たずに来店されており、列が外に達する勢いであった。

いやいやいやいや、これまた良かったウマかった。


(左フォト) らーめん+豚・ニンニク/アップ画像/店舗外観/野菜インフォ等 (2009.06.28)


 麺工房 暖々 (めんこうぼう だんだん)

 住所:東京都大田区大森東1-3-12   定休日:不定休

 営業時間:平日11:15〜24:00/日曜日11:15〜23:00

 アクセス:京浜急行本線平和島駅下車。改札口を左手に進むと、大通り(国道15号線)横断歩道が
       あるので渡ってから右方向へ進んで行く。環状七号線のさらに進んで行った左側にあり。



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