らーめん天神下 大喜 東京・湯島





うつろい気味の空が水蒸気を含みながらも淡い陽射しを街に注がせて、アジサイの花がしばらく続く梅雨空に胸を撫で下ろしているようにくすんだ葉を隠していた七月文月上旬の休日木曜日だった。

勤務先が秋葉原ならば、またこちらにも足を運んで見たくなるもので、そんな思いに御徒町駅で下車してその店頭へやって来た。

日本テレビで2002年3月21日に放映された、「史上最大!全国民が選ぶ美味しいラーメン屋さん列島最新ベスト99」で第一位に輝いたこちらで、当時はあまりにも長い行列が出来て一世を風靡したものだ。

こうした番組のさきがけとも言えるラーメン番組での一位だけに、その反響は大きかったものだ。ちなみにその時の二位は、なんつッ亭さんだった。

日本橋の日本料理店で20年間修業された店主が湯島周辺の天神下交差点傍で、公式サイトにもあるように1999年6月12日に創業させた人気らーめん店で今年で15周年を迎えたこちらだ。

店頭には新発売のメニューが二つ案内されており、その中から細麺で塩味とある、とりつけそばを券売機で選んだ。

すると券売機には焼餃子の案内があり、大喜で焼き餃子かとこの際だからそのボタンを連打した。

ちなみにもう一つの新発売メニューは醤油とりそばで、深みのある醤油のかえしに、たっぷりの海苔と山椒ごぼうをトッピングしたもののようだ。

五年ぶりに来たがタイミングが良かったようで、行列もまだ出来ておらず券売機のチケットを手にしてすぐさま入店する。するとお店の方が入口付近のカウンター席に促されて、その指示に従いチケットを手渡しながらそこへ腰掛けた。

店主が厨房の奥に居るのが見えた。高円寺で大喜庵と言う姉妹店が以前に営業していたが、その店のロゴが入ったTシャツを着ておられた。

なおいつの間にか定休日が、無くなっていたこちらだった。ずいぶん前は厨房前の席が二人ずつ座るカップルシートのようになっていたが、現在は普通のカウンター席になっている。

後続客が続いて、程なく外に行列が出来始めてやはりタイミングが良かったようだ。程なく到着。細麺である分ボリュームの良いつけそばがやって来た。

麺の和皿には小さな籠が置かれていて、その中に鶏チャーシューや青菜に茄子のおひたしが入っていて日本料理にも通じるようなトッピングとなっていた。

それではと風情の豊かなつけ汁に細麺をくゆらせて行かせて貰えば、なるほどコクのある塩のつけだれで煮干しの風味をサラリと効かせていて実にたまらないもの。

細麺も内麦のモチモチした風合いが愉しめて、瑞々しい持ち味が食欲を高めさせて箸の速度が加速して行った。

焼餃子は提供し始めて随分経つらしく、国産の食材にこだわり野菜と豚肉をバランスよく練り込み、以前の仕様よりも肉餡を増量して皮ももっちりとした食感にしてあることが案内されていた。

そんな餃子はカットレモンと大根おろしが付いて、少し遅れてから来て手を付ければ、こちらも実に美味しいもので良かった。

締めにつけ汁に割りスープを入れて貰い口にすれば、こちらも実に素敵な風合いにしみじみと味わうしかなかった。気がつけば完食。いや、かなりとんでもなく絶大に壮大に果てしなく、途轍もなく何処までもひたすら確実に良かった。

(左フォト) とりつけそば細麺塩味(麺・汁)/焼餃子 (2014.07.03)


 らーめん天神下 大喜 (だいき)

 住所:東京都文京区湯島3-47-2 白木ビル1階

 TEL03-3834-0348  定休日:無休  ※公式サイトはこちら

 営業時間:平日・土曜11:00〜15:00LO/17:30〜22:00LO◆日曜11:00〜16:00LO◆祝日〜20:00LO

 アクセス:東京メトロ千代田線湯島駅下車。春日通り天神下交差点を本郷方面に少し進んだ右側。
       JR御徒町駅からだと春日通りを直進しておよそ6分。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



春日通り天神下交差点を越えればもうすぐ。

1999年6月12日創業の人気店で今年で15周年を迎えた。

今日もお多福のお面が店頭で迎えてくれる。






冬の残り香を落とす様に、梅の小木の花びらが散った頃、今年は直ぐに桜が咲き始めた。雲は出ているが、朝陽が目映い、三月下旬水曜日の早朝だった。

大きく開いた花弁もあれば、堅く閉ざした蕾も未だあり、日本の四季の原風景に欠かせない、そんな桜の季節が、またやって来た事を実感する。

そう言えば、こちらの現在の昼限定らーめんは、桜も餡に練り込んだワンタンが、入ったとりそばらしい。それではと言う訳で、出掛ける事にした、遅いランチタイムであった。

通勤時間帯から雲行きが怪しくなり、昼前から雨が降り出していたが、やや寒いものの風も無く、穏やかな春の雨と言う事で、予定通り午後一時過ぎに店頭へ到着。

雨もあり案の定、お店の軒先で雨宿りをしながら三人が並んでいるだけだった。店頭に今回の限定の案内があり、前回も報告したが、昼と夜で違う限定らーめんが用意されている。

昼は塩味の、桜わんたんが入っているらーめんだが、夜は打って変わって醤油味のスープで、たっぷりの海苔に三つ葉が乗せてあり、普段は無い蓋をして、開けた時の香りを楽しめる様にしているらしい。

券売機を見ると、なるほどこの時間でも買える様になっており、900円と言う金額に、ついためらいを感じてしまった。

たまには限定もいいかと再度思い直し、そのボタンをタッチした。そして最近は必ず一緒に連打する、ランチ小ごはん50円も押した。

チャーシュー佃煮も乗るもので、これが高額限定を押させる要因になったのかも知れないし、実際にそう思って選ぶ方もおられるだろう。

そう待つ事なく入店できて、座ってもさほど掛からず、程なく到着。ランチ小ごはんが、何故か隣りの方へ行ってしまい、挙手する事で何とかやって来た。(涙)

そして春期限定らーめんに目を移せば、なるほど桜色の大粒の餡が透けて見える、そんなワンタンが多めに入っていた。

それではと口にすれば、いやいや、もうもう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。桜色の肉餡は、桜アンパンの上に乗る桜の酢漬けの様な、味付けでまとめてあった。

塩スープは、とりそばと言うよりは、煮干しそばの様なシフトで、煮干し色が強くなっていた、春期昼限定のとりそばだった。

麺職人の店主が作る麺も、相変わらず良いだけに、その仕上がり感は、やはりとっても流石で、佃煮チャーシューごはんも美味しく、今日も気が付けば完食となった。

いや、おぼろげな春の風が、心に染み渡った、 そんな大喜限定らーめんだった。

(左フォト) 春期昼限定・桜わんたんとりそば/店頭の春期限定インフォ (2009.03.25)







人は時折りだけ、不思議な夢を見る。大正時代にでも建築された様な、純和風造りの旅館が、都会の中に何故か忽然とあり、そこが何故か今日の宿泊する宿だった。

昼間でもわずかしかない明かり。あちこちが痛んでいる、古木の柱やしっくいの壁。流行から取り立たされた所為か、自分以外は誰も宿泊していなかった。 思わず夢分析を、してしまう自分がいた。(笑)

そんな今日は、先日こちらの列を見て、やっぱりこちらでも楽しみたいとなり、また天神下交差点へ赴いた。また遅いランチタイムで、午後一時頃に着くと、こちらの列は微妙な、七人の外列が待ち受けていた。

とりあえず10分程様子を見て決めようと、しばしその後ろに着いて待っていると、某大御所マイミク氏が後ろに並ばられ、思わずご挨拶する私だった。

お聞きすると限定の、桜わんたんとりそば狙いだそう。もりそばがリニューアルした情報があったので、来て見たがそれは知らなかった。(汗)

店頭のインフォを見ると、なるほど昼の部の春期限定となっていて、さらに夜の部では、海苔とりそばと言うのも始まっていた。しかも、かしわもりそばと言うのも、始まっているのだそう。(大汗)

そ、その、もりそばにしようかな、だった。(爆汗) なお列は、比較的スムーズに掃けて行き、順番となったので、券売機でそのかしわもりそば(太麺)900円に、チャーシューの佃煮付きのランチ小ごはん50円も選んで入店。

最近ご時世もあってか、いつもより並ぶ方が、少ない感じがする。そんな話題を、ラーメン王の期間が一番長かったその某氏に投げると、一番手軽に贅沢が楽しめるそんなラーメンだけに、より来店して楽しんで貰いたいとの事で、さすがラーメンを心から愛している素晴らしい方と言えた。程なく到着。

おお、こちらではいつも、醤油ベースのつけ汁しか口にしていなかったが、見ると塩ベースのつけ汁で、しかも具が多彩に浮かぶ逸品。

それではと、汁に太平ちぢれの麺を浸して行けば、いやいやいや、もうもうもうもう、美味い美味い美味い美味い、いや絶え間無く、とってもとっても美味い。

鶏肉はツミレ状のものと、口に入り易い大きさにカットされたものが入り、そこに油揚げと青ネギもあった。

そして更に、2センチ程の長さの白ネギが多めに入っていたのだが、何と隠し包丁が細かく入っていて、その所為で汁がたっぷりと染み込んでいて、何とも素晴らしい具と言えたものだった。

チャーシュー佃煮ごはんも相変わらず良く、後半は早めにスープ割りを貰い、少し残った麺をそこに入れて楽しんだが、これがまた良かった。

気が付けば完食。もう今日もまた、ドバドバにウマウマのヤバヤバだった。(昨日と同じ表現使わない)


(左フォト) かしわもりそば【太麺】 (麺・汁) (2009.03.09)







夜が明けて広がる青空には、昨日迄の厚く覆っていた雨雲が一つとして無い爽やかな天空。オレンジ色の朝日が眩しく輝き、そして冷気が体を引き締めさせた、そんな朝方の十月もあと僅かとなった月曜日だった。

そんな今日は、天気が良い事もあり、こちら方面へ向かって歩いて行った。

すると本日は定休日の某店に張り紙があり、しばらくだけ夜営業は午後六時から開始と言う事と、仕入れ先を見直しして最近価格を値下げした旨のインフォがあった。

さて、そこを過ぎてふとこちらを見れば、遅いランチタイムもあってか、またまた店頭の行列人数ゼロを目視。思わず心がロックオンされ、気が付けば券売機の前だった。

ちょうど醤油もりそばの醤油だれが変わった事を知ったばかりで、どんな感じだろうと気がそそられ、またそれで行って見る事にした。

こちらのつけ麺は、細麺仕様はつけそば、太麺仕様はもりそばと言い分けていて、その内には細麺も行って見たい所だが、本日は比較する事もあり、また太麺の醤油もりそば750円のボタンを選んだ。

また佃煮チャーシューがのる、ランチ小ごはん50円のボタンも連打した。

先述の通り待ち人なくそのまま入店。以前のレポの通り先月の下旬に内装工事をした様で、結構雰囲気が変わっていた。

一番変わったのがカウンターの椅子で、あの恋人たちには最適なベンチシートが、よくある回転椅子となっていた。

いや、残念だなあ♪(嘘はいけない)。その入口に近い一席に案内を受けて着席。周囲を見回すと、まるで新店に来た様な風情。程なく到着。

汁と麺をそれぞれに確認して見ると、汁はそんなに変わった気はしないが、そう言われると以前より、塩気のある醤油に感じるが、味の着地点はやはりほぼ同じものだった。

また麺は以前に較べ、どこかやや厚くなった気もする太平やや縮れのストレートで、モッチリ感がモッシリとも感じたり、ミッチリとも感じたりする、そういう意味ではいつものコチラらしい麺だった。

それではと、それらを合わせて行かせて貰えば、そこはここ、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

お互いが個性を持ちながらも、うまくやっている芸能人夫婦のようなつけめんで(おいおい)、そこに中華的な要素もしっかりあるのが、また面白いといつも思うもの。

佃煮チャーシュー付きランチ小ごはんに、スープ割りも、やはりバリュー感が高く、大満足の内に気が付けば完食である。

以前から感じていたが、ここに来ると不思議に、ラオタを忘れてソバを楽しめる。いや、良かった。

(左フォト) 醤油もりそば(中太麺280g・汁) (2008.10.27)







白露となっても、盛夏ほどでは無いにせよ、まだまだ残暑が続いて陽射しの厳しい、そんな月曜日の秋葉原界隈だった。

本日は、近日開店予定の筈の某店に、寄り道すれば重いシャッターで閉ざされており、先週何気なくオープン日を尋ねた所、全くの未定の返事が返って来て心配な所だった。

そんな今日はそんな事もあり、その後湯島界隈方面へ、向かって歩き出した。すると、午後一時近くもあってか、たまたまこちらの外列の人数が、なんとゼロの状況を目視で確認。

これはもう、今日はこちらである。近づくと二人が既に運が良かった顔付きで、券売機で券を買っており、多分私も似たような顔付きなのだろう。

券売機の前に立つと最近発売になって気になっていた、新メニューの「純とりそば」が1日15食限定でまだボタンが押せる様になっており、思わず高速で手が動きシュタッとタッチ(あわてない)。

ちゃーしゅー佃煮付き小ごはんも、50円と言うサービス金額で、そこはボタンを連打する私で、締めて千円ジャスト。

その新メニューは、塩味の鶏白湯スープで、ローストした鶏モモ肉が具として入り、二種のネギを利用していて、麺は中太らしい。ちなみに祭日は仕込みの関係で、提供出来ないインフォがあった。

昨日も鶏白湯ラーメンで、昨日それについて触れたが、小さい事は気にしない。程なく、相席了承で入店。本日も盛況な、いつもの大喜さんの店内だった。

ふと見ると店主の紺色の前掛けが、小麦粉の白い粉をかぶって所々が白くなっていて、でもこれがまた小麦粉職人らしくて、格好良く見える店主だった。

店頭でも案内されていたが、今月21日から24日までの四日間は、店舗内装工事で臨時休業だそう。

なお9月の限定は、梅しお味の「和えめん」らしく、スープが付いて780円。また醤油もりそばのタレが、パンチのある味に変わっているらしい。程なく到着。

おお、そこはやはりこちらのラーメンで、ビジュアルからして繊細にして華麗。

はんなりとした風情の良い濃さの鶏白湯スープで、中央のロースト鶏もも肉の上に、スプラウトの様な青菜があしらわれ、シイタケ等が入った佃煮状の具が更にのっていた。

普通に見える半熟味玉子も、何かひと仕事している様に、思えてしまうこちらだった。

それではと行かせて貰えば、それはもう950円もあり(おいおい)、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。ちゃーしゅー佃煮付き小ごはんも、途中でたしなみ乍ら、気が付けば完食。

これぞ鶏白湯と示したい、950円でも安く感じた、そんなラーメンだった。 いや、とてもとても、かなり良かった。

(左フォト) 限定純とりそば/当日の券売機のボタン (2008.09.08)






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末広町の交差点からこちらまでは、やや遠いもののそれ程の距離でも無く、本日は社内の方を誘って到着。こちらだけに、平日でも10人以上の列が、出来る事もしばしば。

そんな事があれば、周辺のお店と考えていたが、何と車道脇の歩道に外列は無く、券売機前で一人の方が待っているだけ。

その人もお店の方の誘導で店内に吸い込まれて行った。その時点で待ち客は我々だけ。お多福様のおぼし召しか何とラッキーな事か。

店頭のインフォを見ると「大喜の夏メニュー」と銘が打たれ、「自家製麺ならではの小麦の香りと味をご堪能ください」とあった。

そして合えそばとつけ麺のメニューの文字が店頭で躍っていた。これはもうご堪能するしかなかった。

そんな訳で選んだのは二人とも同じで、醤油もりそば750円(中太麺280g)に、ランチタイムサービス小ごはん50円(ちゃーしゅう佃煮付)だった。

どちらのメニューも、カッコ内の文字が決め手だった。カッコだけに、カッコいいと言うもの。

さて、すぐに店内へ通され、後続も続いて相変わらず盛況な店内。活気のある厨房に、お客の動きに目を光らせ、要望を聞く万全の態勢を作る客スペースに居るお店の方々。

思えば今年の一杯目は、こちらのとりそば。まさかそのお店に、仕事の合い間で来るとは、梅にも、・・・いや、夢にも思わなかった(おいおい)。しばし待って到着。

おお、さすが大喜のもりそば。完全無欠なビジュアルに、とき既にメロメロ。それではと口にすればもう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

むっちんむっちんと、音が本当に聞こえて来そうなムチムチとした中太平ちぢれ麺。

汁も甘い脂が味の骨格を作り、チャーシューが適度に刻まれ、多めに入っていた。ちゃーしゅう佃煮付きの小ごはんも、自宅に持って帰って研究したい位に(おいおい)、もう美味しかった。

気が付けば麺が消え、スープ割りも上手い具合に、煮干しが効いていて良かった。外に出れば10人近い外列が出来ており、やはりタイミングが良かったよう。

春日通り前とあって、お多福様にややススが付き、店主が綺麗にしてくれるのを待っている様だった。いや、ズバン!!と旨かった。

(左フォト) 醤油もりそば(中太麺280g・汁) (2008.07.11)



今年も時代の淵から、新年がやって来た。皆様、あけましておめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

嫁さんは、今日から仕事。さて、初ラーメンはこちらで行くかと、正午頃に店頭へ到着。さすが大喜、行列は軽く30人超えていた。

思えば、こちらが一位になったラーメン番組を皮切りに、現在のらーめんブームに火がついたと思う。

だが最近はラーメンに限らない爆盛りブームに移行しているものの、ともあれその勢いは決して衰えていない、らーめんブームだろう。

あらかじめ券売機に立ち、見ると正月限定と言うのがあったが、勿論時既に遅し。濃厚鶏スープに卵をとじた「親子とりそば」といったものらしい。

さてと券売機を見れば、通常限定の「とりそば」が、正月サービスなのかまだランプがついていたので思わずそれにタッチ。およそ一時間強で自分の番となり入店。程なく到着。

どうやら五年振りの、こちらのとりそばらしい。光陰矢のごとし。それではと口にすれば、・・おお、やはりうんまい。

鶏油に甘味が加わった感じのスープに、細麺は細さを感じさせない弾力と喉越し。

とろとろの味玉子に、そぼろも鶏チャーシューも、上品な美味しさ。いやいや、旨い旨い旨い旨い旨い旨い。春菊が、何となく初春風。 気がつけば完食。いや、旨かった。

(左フォト) 通常限定・とりそば/店頭から伸びる行列 (2008.01.03)


勤務先からランチの時は、必ず一時間以内でお店に行き食して、一服しながらレポの外枠を模索して戻ったものだった。

しかしこちらだけは、食べて戻るのが精一杯だった。そんな事も、今では既に良い思い出。

湯島に所用があり、それを済ませた後、正午少し前に到着。12人の列が待ち受けていた、やつぱりの超が付く人気店である。

自分の番となり入店して、事前に買ったもりそば(醤油)750円と、追加チャーシュー券350円を渡す。みそ味で出来ないか一応お聞きすると(おいおい)、駄目だった。

何れにしてもつけ麺にした時の太麺が楽しみで、見ると打ち粉が付いた感じの麺が目の前を通る。まるで秋田美人の様に白い。ちなみに秋田美人はそれほど白くない(これこれ)。程なく到着。

別皿で来た短冊切りされたチャーシューをつけ汁に入れ食し始める。麺の食感がたまらない、なんちゅう旨さ。

太平厚ちぢれの白い麺。思わずかん水が入ってるか、ついお聞きすると、微量だそうで、しなやかにして雄大なコシ。さすがとしか言い様のない麺なのだった。おそるべし、である。

中華っぽいつけ汁も、もつろん良くスープ割りも楽しめた。いや、すんごい良い麺だった。少し不思議。

(2005.05.31)


ここ数日のアキバはPSP一色で、そこをランチで離れて、こちらへ入店する。午後一時半とあってか列も無く、券売機で限定みそを選び、スルーですんなり着席。程なく到着。辛味料も少し感じつつ、比較的あっさりした香味油を、白味噌多めでまとめた感じのこってり味噌スープに、麺はどちらかと言えば小降りのホウトウをホウフツするビジュアルで、やたらコシが強かったりする。

これに良い感じのチャーシューに、油揚げを刻んだものがやっぱりホウトウしていたりして、他にあっさりした青菜と白髪ネギがはいる。こう濃厚だと、後味がえぐい事があるが、さすが大喜で、そんな事も無い。完食してドトールで一服の時に、ついさっき濃厚味噌ラーメンを食べた感触が少ないという、良い意味で面白さがあった。

(2004.12.14)



2004.12.14 限定・みそらーめん




2003.10.14 ちゃーしゅーめん(醤油)


正午過ぎ、五人程度の列だったので後ろに並ぶ。券売機で券を買ってから並ぶルールで、わんたんめん830円に小ごはん50円の券を買って列に並ぶ。10分弱で店内へ入れて着席。程なく到着。やや甘みを感じる、何とも言えない旨みの高いスープ。

麺は中細ストレートの低かん水で、以前の様に麺同士がくっつく事無く、大変にコシ、喉越しとも良かった。わんたんは皮厚くプリプリで、餡も口の中でとろけて良い風情のわんたん。チャーシュー二枚に、こだわり高いシナチクが入り嬉しい仕様。

もう気がつけば完食の旨い一杯であった。ランチタイムで50円の小ごはんには、解したチャーシューが適量乗り、味付けが流石であった。ところで話しは変わるが、私は中日ファンだったりする。う〜む、リーグ優勝、良かった良かった。オレ流らしい。

(2004.10.01)

当サイトのカウンタが三万アクセスを越えました。これもひとえに御来訪頂いている皆様のお陰です。誠にありがとうございます。今後も何卒宜しくお願い申し上げます。ここからトークモードが変わります。昨日、もうすぐ三万を越えるという事で、さてどこへ今日は行くか、となる。そうだ、大喜でランチ。しばらく前なら思いも及ばない事である。しかし最近は行列が以前より減って、Yさんが先日行かれたそうで、「ふんだば行くか」と、また昨日と同じ様に一駅電車に乗って向かう。

確かに以前より少ない雰囲気がある。八人程度の列だったが回転率が良いので四〜五分で運も手伝って入る事が出来た。券売機でちゃーしゅーめんと、ランチタイム時は50円とお得なちゃーしゅー小ご飯を買って店内に入る。やや薄暗い店内。店内は若いカップルが多く、カウンタ席はそれに合わせたかの様に二人掛け仕様。お店の方に案内されそのカウンタ席に着席する。ふと隣りを見るとオバサマ。振り子涙が、チックタック、チックタック♪おじいさんの、時計♪・・・程なく到着。

湯(スープ)はみじん切りのネギが花の様に広がり、ともすると地味なあっさり醤油だが、やはり食べ進めて行く内に独特なコクがあり旨い。チャーシューもトロカタでやはり旨い。ただしである。以前も悩んだが麺が確かに旨いしそれは良いのだが、やや細ストレートで麺同士がくっついているのである。ラーメンはツルツルとスープと共に麺を食すという醍醐味を考えるとやはり引っ掛かる所である。でも、それでも点は変わらない。そんな麺である。

(2003.10.14)

日本テレビの「史上最大!全国民が選ぶ美味しいラーメン屋さん列島最新ベスト99」という番組を大晦日に見た。前回一位だった「大喜」は今回は二位だった。一位は「俺の空」というお店だった。そうした有名店は並ぶ列も半端じゃないだろうし、期待外れだったらどうしようと云った感じで敬遠していた。しかし体調も戻ったし、どうせ行くならと云う事で、満を持して開店20分前、こちらのお店の前に到着。平日でもやはり列は半端じゃ無かった。

およそ20人ぐらい並んでいた。開店近くになると丁度真ん中ぐらいになり、50人程に膨れあがっていた。やはり日テレの効果も手伝って凄い超人気店である。若いお店の方がとてもまじめに列の整理をしているので、この様な長蛇の列に並んでも不愉快な気持ちが微塵もでない。入り口上にある御多福の面が愛らしく列を眺めている感じ。列が動き自分が自販機で券を買う順番となり、ラーメン本でとりそばにしようとしたらそのボタンが見つからず、チャーシューメンに味玉の券を購入。

入店間近にとりそばのボタンが判らない同じ方がおられた様で、件のお店の方に聞いていてお店の方が「ございますよ」との事。券を替えて貰っていたのでこちらも一緒にお願いする。どうやら勘亭流江戸文字の書体で書いてあるから判りづらかった様だった。なお列に並んで中に入るまで40分がかかった。店内はやや薄暗いものの、洒落た雰囲気でシックな面持ち。店主の気合いの入った、それで場を壊さない程度の挨拶の掛け声が絶妙。程なくらーめんが到着。

スープを一口すするともう様々な旨みが押し寄せて来る。魚介類と地鶏の融合した香りがとても上品に感じる塩味スープである。麺は中細ストレートでカン水を抑えた感じでなかなかいける。二日寝かせた熟成麺らしいが麺のほぐしが充分で無かったのか一部麺と麺がくっついていた。それ程に熟成が良いという証拠とも云える。味玉もお約束の半熟で旨い。地鶏肉をほぐして入れておりこれがまた良い。このとりそばは限定30食のメニューだそうだ。

さてチャーシューは・・・う〜ん、急遽メニューを替えたから追加トッピングの券を買っておらず、勿論とりそばの具には無い。「食べたい」の一心から幸いラーメンの搬出口隣りでお店の方がすぐそばにおられたので、追加トッピングを後からお願いすると、とっても気持ち良く対応してくれ、かくて別皿チャーシューがすぐに到着した。

これがまた絶品。柔らかさ、脂の乗り方、味付けどれをとっても隙が無い旨さだった。目の前には、あいだみつをの詩があったりする小粋なお店である。絶妙な筆回しで心を和ませてくれる好きな詩人の一人だったりする。

(2003.01.15)