麺屋武蔵 武骨 東京・御徒町



午前中は透き通るようにして澄み渡る青い空から眩しい陽射しが注いで、秋が加速していた九月も最終コーナーに入った晴天の日曜日。

そして仕事が終わって外に出れば、手品師がハンカチで隠した鳩がキャベツにでも変わったかのように、暗い夜空から小雨がぱらつく午後8時過ぎだった。

今夜は御徒町の話題の新店と思ってその店頭に来て見れば、まだその店内は明るかったが、閉店を知らせる札が立て掛けられて既に閉まっていた。それならばとご無沙汰だった、こちらへ入店する事にした今夜だった。

雨の夜の日曜日もあってか、この時間いつもよりは空いているのか、入店すれば満員ながら待ち客二人の店内であった。

そう言えば確か夜は初めて。券売機でつけ麺中盛に、味玉のボタンも連打。押してからサントリーとのコラボの限定メニューで、ハイボール冷やし麺と言うのがあるのに気がついた。

店内列の後ろに着いてさほどせずして、丁度前の空いたカウンター席に促されてそこに腰を降ろした。厨房の方の掛け声が以前も気迫を感じるものがあったが、更なる気迫を厨房から感じとれた。

ここの処、渋谷・秋葉原2店・神田のそれぞれの武蔵に訪問していて武蔵づいているが、この界隈ではこちらが一番最初にオープンしており一番慣れ親しんだ武蔵と言えた。

豚骨ベースの白に、イカ墨を利用した黒、そして豆板醤で辛さを加えた赤。そんな個性のあるラーメンを、2003年12月開業以来提供する人気店のこちらであった。程なく到着。

久々なこちらのつけ麺だった。現在は麺の上にスライスされた玉ねぎと、刻まれた水菜をドレッシングで合えてから乗せており、また雰囲気が変わっていたものであった。それではと行かせて貰えば、ここ最近の武蔵の中でもかなり美味しく感じられるもので実に良かった。

周辺に一店が増えて、そしてまた二店が増えて今や乱立しているが、やはりこちらがその中でも味わい深く感じられるものがあった。気がつけば麺が消えた。スープ割りも含めてかなり良かった。

(左フォト) 味玉つけ麺中盛/夜の店頭 (2010.09.26)


 麺屋武蔵 武骨 [ぶこつ]

 住所:東京都台東区上野6-7-3  TEL03-3834-6528  ※公式サイトはこちら

 定休日:無休  営業時間:11:30〜21:30

 アクセス:JR山手線御徒町駅北口下車。上野方面右手ガード下の駅前通りを歩き、三つ目の
       右路地を曲がりしばらく行った左側。秋葉原周辺拉麺MAPはこちら



爽やかな青空広がる大晦日で、御徒町に買い物の所用があり、都内へ出掛けた午前中であった。ラーメンはどうせなら今日だけの限定がある、神保町某店へ行って見るかと軽く考えて向かった。すると開店25分前に到着して見ると、これが50人を越える勢いの大行列が待ち受けていた店頭であった。



これから御徒町へ行ってどうせなら色々と見てみたい物もあるし、夜は松戸某店のつけそばもあるしと言う事で、今回は並ぶのを止める事にした次第であった。

そんなわけで買い物の前の腹ごしらえと言う事で、入店したのがこちらであった。某ケータイラーメンサイトの情報で営業している事を知っていた。幸いたまたま行列もなくて直ぐに入店でき、券売機でやはりこれかなと赤武骨味玉ら〜麺を選んだ。

ちなみにボタンには味噌ら〜麺もあり、本来であればその未食を選ぶ所だが、今夜の年越しそばが味噌つけだったので、それに落ち着いたのであった。

そう待つ事も無く着席も出来たが、ものの数分で後続客が怒涛の如く押し寄せて来た武骨さんで、私の後ろには15人近い方の列が出来ていた。あと6分程遅く来ていたらその列の最後尾だったのでこれはラッキーと言うしかなかった。程なく到着。

それではと行かせて貰えばそれはもう、いやいやいやいや、美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。太麺がやはりさすがでスープのまったり感もかなり良かった。気が付けば完食。

その後ついでにジャケットの出物も探しに来た御徒町だったが、スタジアムジャンパーで作りがしっかりして二万円弱と言うのを見つけて購入。

そしてアメ横に出ればそこは足の踏み場さえ探すのが大変な大晦日で、色々と食材を買ったりしたとんでもない混雑のアメ横であった。

(左フォト) 赤武骨ら〜麺 (2009.12.31)


  2008.06.29 赤武骨ら〜麺   2008.06.29 武ッチャー飯


ザーッと、止め処もない、梅雨の雨が天空から降り注ぎ、サーと雨傘に雨音が当たり膝元辺りが濡れる、空も心なしか暗く、気温も低い六月も最終コーナーの日曜日。今日は神田駅界隈のホビーショップに所用があり、ランチは御無沙汰なこちらを思いつき、店頭に到着した正午少し前。

おいおいラーメンレポートも(いつのまにそんな名が…)、七年目へ突入となり、更に邁進して行きたい所。そんな中の今日は、武蔵の武骨でラーメン。雨が降っている分列はいつもより少なく、正午十分前の法則も手伝ってか、それでも中待ちも入れて八人程度の列で、大変人気の高い武蔵系列ラーメン店だった。

その列の後ろに着き、しばし待つ私だった。ふと何処からともなく、「おいおいおい」と聞こえて来た。それは、いつもレポートで使うフレーズだが、なんと「おい」が、一つ多いではないか。・・・いやいや、そういう事ではなく、この掛け声は一体何なのか?装填していたインナーイヤホンを、しばし外して待っていると、また聞こえて来て何とお店の方々が発する、湯切りの際の合わせ掛け声だった。思わずおそるべし、麺屋武蔵武骨サンである。参考にしたのか?(おいおい)

券売機購入が自分の番となり「赤武骨ら〜麺」750円に、チャーシュー飯の「武ッチャー飯」なる400円のサブメニューボタンも連打。その後店内で待っていると、例の掛け声の「おい!おい!おい!」が、勇ましく店内に響き渡り、その度に何故か恥ずかしくなる私であった(その必要は無いが)。程なく着席して、程なく到着。

武ッチャー飯は、その盛りも良い炊き込みご飯に、大きい武骨肉が一つドンと乗り、ゼラチン状になった生姜ニンニク醤油風味のタレに、刻まれたチャーシューが合えられ、そこに青ネギが乗るもの。これがもう、既にばかウマで、400円が惜しくない程に良かった。

辛味魚介豚骨の赤武骨ら〜麺も、麺の武蔵が理解出来るほどに、素晴らしい中太ストレート系で、前述の武骨肉がやはり一つドンと乗っていた。辛味のついたコクの高いスープも、また一段と進化した感が高いうま味たっぷりの豚骨味で、味わう程に酔いしれる事が出来た。気が付けば完食。いや、ドスン!!と、響く程に良かった。

(2008.06.29)

     
JR御徒町駅近くの行列人気店。 2006.07 つけ麺中盛(麺) 2006.07 つけ麺中盛(汁) 2004.09 黒武骨味玉ら〜麺

秋葉原に所用が出来、久々上り総武線電車に乗車。更に山手線電車へ乗り換え、こちらへ到着。これまた、一年ぶりの店頭だった。開店数分前で約十人近い列が出来ていて、相変わらずおそるべし。まもなく列が動き、程なく券売機の前。店長さんが変わったらしい。ラーメンの黒赤で行くかと思ったが、直前につけめんへ心移りして、それの中盛で行こうとタッチ。あ、普通盛りを押すてすまった。初めのワンサイクルですぐ着席。腰掛ける前に中盛にして貰い、足りないお金を支払う。店内はお店の方の、気合の入った掛け声が行き交う。程なく到着。

おお、以前ほどのインパクトでは無かったが、さすが武蔵の麺で、やや硬質の平麺ながら、しなやかにして、もっちりさも、合わせ持っていた。魚介感も良く、チャーシューもゴロゴロと、たつぷり入って大満足。麺の上のレンゲに入った辛味噌は、途中で投入したが、そんなに辛いものでは無かった。スープ割りをお願いすると、コールドテーブルからポットを出して流し入れ、何と冷たいスープ割り。食材を殺さない丁度いい温度で、夏にぴつたりなスープ割りであった。気が付けば完食。欲を言えば更なる魚介感の進化が欲しかった。後味感良く、いや、旨かった。

(2006.07.04)

午前中から気温が上昇しており、景気もこうなって欲しい所だが、とりえあえずリクルート姿にはつらい、今日も大手町訪問の日。とその前に、こちらへ行く事にした。基本の白が、結構良くなっているらしい。人気店だから、早目に向かう。11:30開店だが、11:10頃店頭に到着。陽射しが容赦なく照りつけ、20分近く外で並ぶのが辛そう。と、思いきや営業中。おや?である。狐に馬鹿にされた気のまま店内へ入り、券売機で白ラーメンにしようかと思ったが暑さもあって、限定の肉つけ麺850円ってのがあったもんだから、思わずボタンタッチ。

まだ空いていて、座った時には先客4程度。ちなみに後続は数えられない程。膝上の荷物置き場は、私の大きいA4バッグもすんなり収まった。お店の方に開店時間をお聞きすると、別に変えていないらしいが開けたそうで、お客の立場に立った素ん晴らしい対応。厨房では派手な湯切りのショーに、律然とした掛け声で、声が大きければ良いというものでない事を教えてくれる。洗い場の丼は、向きが全て同じで仕事きっちり、引っ越しのサカイ。程なく到着。

つけ汁には、良くなったと言われている白のスープが入った感じで、なるほど酸味辛味も無く、直球ストレートの旨みが、ズババンと飛び込んで来て、心を揺るがす旨み。麺ももちろん良いが、もう50gは旨い分欲しい所と思ったが実際は結構な量で視覚のいたずら。チャーシューも、下手に濃い味で無く大変良かった。気がつけば完食。限定つけ麺は、他に「魚」「果実」とあったが、来週からは冷やし麺が始まるらしい。スープ割りも期待を裏切らず、魚介がフワリと来て、いや、かなり旨かった。

(2005.06.24)

裏メニューで黒赤の合体味があるらしい。開業当初の白で遠ざかって、先日の黒で感動して、赤は未食のものの要は唐辛子の赤の様で、ここは大変気になる所となり本日行く事にしたのだった。裏と言う言葉に、やはり引き寄せられるのだった。なんたって合体である。いや、それはおいといて、正午少し過ぎに向かうのだった。着くと幸い列も少なく、少し待って券売機では黒の味玉の券を買う。で、券をお店の方に手渡す際に、「裏の黒赤」とお願いする。

裏と言う一言を言えば、お店の方にも判り易いらしい。しばらく待って着席すると、らーめんは意外とすぐにやって来た。たすかに良い。黒のコクに一味の辛さで旨い旨い。麺もやつぱり良かった。チャーシューも、少し薄味の感じでとても良かった。魚介豚骨に香味野菜が良いシフトをして、いや旨かった。

(2004.10.25)

オープン時に訪問したが、かなり落ち着いたろうと、限定の「武っかけ」も気になったので、そんなに並ばなければとこちらへ向かう。午後一時近くもあってか、5〜6人程度の列だったので後ろに並ぶ。列が動き、券売機が見え限定は売り切れだったので、黒武骨味玉ら〜麺800円に、武骨飯200円の券を買い、しばらく待って、一度外に出てから入る方へ行き着席する。程なく到着。一歩間違えればという、食材構成のイカスミ豚骨魚介。

今回は結構、納得行く旨さであった。脂や味の濃さが以前より控え目な分良かった。いい感じのニンニクも香って来て、食欲もそそられたのであった。麺もさすが武蔵で、良き一杯を堪能した。スープを飲みほしてもいいラーメンと、飲みほしてはいけないラーメンがある事を知った今日この頃、でも塩はやや立っていたので、次回はやはり薄味脂少なめでお願いして見よう、か?旨味は流石である。

(2004.09.17)

年末年始で殆どのお店がお休み。で、どこか開いている所が無いかなとネットで昨日調べると、なんと今一番気になっているこちらが開いているという。それでは行くかと電車で一駅乗って一度振られたこちらに到着する。だいたい10人位の列が待っていて、20分近く待って席に着席。あらかじめ券売機で武骨チャーシューと武骨丼というのがあったので一緒にボタンを押し、座る少し前に券に記載されている白(魚介トンコツ)、赤(その辛味系?)、黒(そのイカスミ投入系?)のどれにするか質問をお店の方から受ける。基本らしい白でお願いする。しばらくして、まずチャーシュー丼の武骨丼が到着。こちらの独特なチャーシューをサイコロ状に切ってあり、生姜醤油の味でまずまずの旨さ。そしてラーメンの方も到着する。

初めてこの白のラーメンを知った時、魚介豚骨だけに近くにあるいなせやのラーメンに近いのかな?と思った。う〜ん、麺はさすが麺屋武蔵と言いたくなるトップレベルの麺。誰かに何か言われたのか、茹で時間に気を使っていたのが印象的で、麺に合った適度な茹で加減でこれはかなり良い麺。だが、そのスープはいなせやのスープをもっと濃くした感じの魚介トンコツ。塩の立ち方が趣味で無いし、魚介の立ち方もどこか粗雑な気がした。チャーシューは角煮に近いスタイルで、チャーシュー自体にかなり濃い味付けがなされており、これだけこのチャーシューが、これだけ沢山入っているチャーシュー麺を食べるとさすがに疲れる。

その丼の中を、芸能人で表現すると、江頭2:50さんとルー大柴さんが、「カモーン」とか言っている様な感じ。それはかなり凄い形容だが、そう思うのだから仕方が無い。このチャーシューは一つあれば充分の様な感じ。食べ始めた時は、おっ、なかなかと思うが、最後の一つが残った頃には残してしまうしか無かった。これだけあるとくどい。旨いチャーシューだから何個でも食べたいという事は無い筈である。麺屋武蔵の四番目の店舗だそうで、店内は厨房を中心に二つのカウンタがあり、相互通行出来ないスタイルになっており、券売機がある側に列が出来、券売機が無いカウンタ側は一度外に出て入る様になっていた。総括的には武蔵のラーメンを食べて感動した様に、食べて思わず旨いと思えるスープとは言えず、麺が泣いている気がしたラーメンであった。やっぱりラーメンはスープである(おいおい)。

(2004.01.02)


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