中国手打拉麺 馬賊 東京・日暮里





今日は日暮里駅周辺にある鴬谷検診センターで、年に一度の生活習慣病予防検診が朝からあった。ここは家電量販店時代にも来た事があり、様々な企業のサラリーマンが来ている事を実感した。

それも午前中には終わって胃の検査が今回なかった事もあり、午後は横浜で昨日から開催されているラーメン産業展へ出掛ける事にした。

向こうまで我慢する事も考えたが、検診の関係で朝食がまだであった為お腹が空いていたので、少し歩くと目の前にあったこちらで早い昼食を済ませる事にした。

前回レポの後で何度となくレポなしで訪問していた日暮里店で、二年前には草津温泉から帰って来て嫁さんと二人して京成電車に乗る前に立ち寄った事もあった。

また昨年は現在の会社に勤めるようになってから、御徒町にあった支店に何度となく足を運んだものだったが、残念ながら閉店してしまった。

店先の窓ガラスを覗けばいつものように、けたたましい音を立てながら、今日も熟練の技で男性が麺を叩きながら延ばしていた。

まだ正午前もあってか外で待つ事もなく、入店すると大テーブル席に促されて着席。メニューから、みそラーメンを大盛でお願いした。

麺が好きな者にとって、打ち立てが食べられるのだから、もうタマらないラーメン店だ。ふと麺打ち台そばの壁を見ると、日清製粉さんのブランド名が入った小麦粉の大袋が立て掛けて置いてあった。

そして外を見ると以前より垢抜けした感じの日暮里駅前のロータリーで、舎人ライナー開業以来一変した周辺だった。

窓ガラスには馬賊らしき人のイラストが描かれており、その縁には八卦(はっけ)模様があった。

以前は私もこの模様を雷紋と呼んでいたが、本来は八卦模様と呼ぶそうで、蜘蛛の巣を図案化したものらしい。古いラーメン本を開くと、そのように紹介されている。

中国では蜘蛛を縁起の良い生き物としているそうで、四角い渦巻きを二つ繋げたデザインは、現在の中国河南省の洛陽で誕生したとされているらしい。中国では魔除けの印として、様々な物に描かれているそうだ。

明治42年創業の浅草合羽橋にある小松屋さんが初めてドンブリに利用したとされているが、浅草だけに雷門から雷紋と言う言葉が生まれ、いつのまにか日本国内を一人歩きした所だろうか。程なく到着。

それではと行かせて貰えば、相変わらずの麺の良さが前に来ながらも、全体的な面から見ても美味しいラーメンだ。もう美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

御徒町店でも食した味噌ラーメンだが、それにしてもかなり昔に食した味噌ラーメンと近いものがあり、しみじみとした気持ちになるのが自分でも判る程だった。

その味噌ラーメンを何処で食したかと思いを巡らせば、あそこだったかあっちだったか堂々めぐりになるばかりであった。

モヤシの風情も良く挽き肉も多めに入っており、太麺でツルンと来る麺がやはり主役となるラーメンで、それにしても楽しくも美味しいものだった。それゆえに気が付けば完食である。

その後電車を乗り継いで、パシフィコ横浜へ到着。一番奥まった場所で開催されていたラーメン産業展であった。

今回初めて来て見たがイメージした通りの雰囲気で、かつ規模もまずまずの広さに、なるほど盛況な会場であった。

多くのラーメンに携わる会社のブースがあり、各社趣向を凝らして臨まれて頑張っておられた。

(左フォト) みそラーメン大盛/店内メニュー/店頭外観 (2009.10.14)


 中国手打拉麺 馬賊 (ばぞく) 日暮里店

 住所:東京都荒川区西日暮里2-18-2伊藤ビル1F  定休日:無休

 営業時間:11:00〜23:30 ※日曜日〜22:30

 アクセス:JR日暮里駅東口下車。ロータリー内正面やや右あたりにあり。


ラーメン本「無敵のラーメン」で思い出し、久々食べてみたくなり、会社帰りに訪れる。店頭をよくフラッシュ無しで撮影するが、うっかりフラッシュが光ってしまい、こちらはガラス張りのお店で、厨房の方と目が合い笑ってごまかすしかなかった。

午後九時でも広い店内を埋める先客で大混雑。やつぱり八割は女性客の方々。笑ってごまかしたからでも無いが、ゴマの風味が良さそうな坦々麺をお願いする。

はい、どうぞ。え?である。早い。ちょうど先客のラーメンが作り終わっており、タイミングが良かった。醤油スープに、ゴマを一からすり潰した感じの目の粗いもので、いや旨い旨い。

何百杯ものラーメンを食べても、その旨さが失せる事の無い、まさしく無敵のラーメン。麺が以前と較べると、ばらつきが少なくこの独特な喉越しで、やつぱりやっぱり良かった。仕事の疲れが吹っ飛ぶ旨さ。

気がつけばどんぶりの底が見えた。麺延ばしが見れなかったのが残念だったが、本でやっておられた方が、厨房のそれをやる位置に立っておられた。

(2004.12.06)


2004.12 坦々麺


2002.11 チャーシュー麺


ラーメンを漢字で書くと一説となるらしいが「拉麺」という文字があり、当ウェブでも使用している。「拉」は中国で「延ばす」という意味で「延ばす麺」となる。それをそのまま実践しているのがここのお店で数年前にこの日暮里店に足を運んでいた。日暮里駅東口ロータリー内にあり大変判り易い場所にある。

入店すると混んでいて、席を見つけ着席。チャーシュー麺をお店の方に注文する。厨房には五〜六人の方がいて一番外寄りの方が麺担当の様で、麺をバンバンとテーブル面に叩きながら延ばしており、店内はいつもその音が鳴り響いている。

程なく拉麺が到着する。湯(スープ)はやや薄い色のラードが浮く、鳥ガラ系醤油味と云った感じでたぶん無化調。麺がくだんの麺で太さが恐ろしい程に不均一だが独自の配合粉だそうで、喉越しが軽く良い麺で悪くない。

麺担当は一人と言う事で無く、順番に変わっている様でその人によって麺打ちの上手下手があり困ったものである。チャーシューは肩ロースを使用した感じでややレア感があり良い。

他にワカメにシナチクと刻みネギがのる。冷水はお店の方が持って来てくれ、こまめに継ぎ足してくれる。一度、嫁さん一家をここにお招きして食したが好評で、今日も女性客が多数いらしたが女性受けするお店の様である。

なおここに来ると帰り際、すぐ近くにある駄菓子屋の問屋街を歩くのが楽しみだったりする。

(2002.11.20)


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