拉麺 阿修羅 千葉・船橋



本日は船橋駅周辺の営業回りで、某店のその後で仕事柄もあり、こちらの胡麻らーめんも是非とも堪能したくなり、さっきが遅い朝食なら、今回は遅い昼食という事にして入店する事にした。

数年前にも訪問させて貰ったこちらで、その時から胡麻らーめんがウリのこちらであったが、その時は醤油味のらーめんを楽しませて貰った。

まさかその胡麻の食品メーカーに、私が入社するとは当時は夢にも思わなかったものだった。そんなわけで、午後二時過ぎに、こちらへ到着。

以前来た時は気がつかなかったが、今こうしてこちらの暖簾の風合いをしみじみと眺めると、修行店のセンスのいい暖簾の風合いがオーバーラップする。

券売機が通り沿いの店頭にあるこちらで、以前と変わらず入店する前にチケットを買うスタイルだ。よく見ると、券売機の向きが変わっていた。予定通りに胡麻らーめんを選び、中へ入ると先客が3人程の店内が広がり、お店の方は厨房に2〜3人がおられた。

仕事で使う営業用の重いバッグを床に置こうとすると、荷物を入れる籐で編まれたようなカゴが素早く出て来て、何とも素晴らしいご対応と配慮のこちらであった。

店頭の前にある道は国道14号で、ほんの数km先を曲がって路地を入った場所に、今は跡形もないが幼い頃住んでいた家があった。

この近辺ではその昔から渋滞が名物で、父親が運転する車の窓から、それに捕まった眺めを見た記憶が今でも脳裏に残っている。程なく到着。

おお、乳白色にやや茶色掛かったスープには、大きめのチャーシューがなまめかしいビーナスのように横たわり、そして多めの煎り胡麻が振られて、端には黒いマー油らしきものが確認できた。これは、うまそうだ。

それではと行かせて頂ければ、ゴマ本来の風味が、こちら自慢の自然の恵み多き出汁と合わさり、それはもういやいやいや、美味い美味い美味い美味い美味い美味い。マー油もくどくなく絶妙の量だ。

グアテマラ辺りの密林から、一気に開けた青空の下の高原に広がる、収穫の近い胡麻畑で戯れて駆け回る子供たちが見えて来るような美味しさと言えば良いのか。

麺もまたこちらもカネジンさんで、プリプリした食感がまたタマらないものだった。やはり二杯目なるも、それは気が付けば完食だった。少なめのマー油は、最近のバージョンアップで加えたそう。

そしてご出身もまた麺屋武蔵の店主で、それだけにあらき店主とこちらの店主は交流があるそう。

それにしても船橋駅周辺は、最近になってラーメン店が格段に増えた街と言え、或る一角の密度は千葉県一ではないだろうか。と言うわけで、やっぱり良かった、美味かった。

(左フォト) 胡麻らーめん/素晴らしい券売機左端インフォ (2009.09.04)
  




夏の大空が広がる、六月下旬の木曜日。TVでは真夏日を知らせ、気温も上昇して行く船橋駅界隈。四月にオープンしたばかりの、こちらへ行って見る事にした。

泣く子も黙る麺屋武蔵に四年間勤めて、青山店店長の経験もある方だそう。そろそろ落ち着いた頃でもあるしと、京成電車を利用して到着。

丁度お店の方が、暖簾を掛けている所だった。入り口引き戸手前にあった券売機で、醤油味の味玉らーめん750円を選び、暖簾を掛けておられた方に券を渡して、カウンタ席中程に腰を降ろす。

こってりとあっさりが武蔵の様に選択でき、そんなにこってりで無い事を確認して、こってり気味でお願いする。厨房におられた店主が、麺の玉を茹で始める。

店名の由来についてお聞きすると、件の暖簾の方が教えてくれた。奈良にある阿修羅像を見学した際、その床が長年の見物で擦り切れており、このお店の床も入店客の靴で擦り切れさせたい所に由来するそう。

阿修羅と言えば一般的には悪神だが、仏教では天竜八部衆であり、その戦いに挑む精神は、このラーメン戦争に打ち勝つ思索の中で、理に適った店名と言えるかも知れない。程なく到着。

おお、ドンブリから甘いささやきの様に、魚介の香りが立ち込めて来た。豚骨鶏ガラ魚介のダシに、海老の香味油らしい。

魚介ダシはサンマでは無く、カツオにイリコだそうで、さすが武蔵におられた方だった。いや、旨い旨い旨い、旨い旨い旨い。

麺はカネジンの麺だそうで、どちらかと言えば多加水気味で、やや中太ちぢれで、この魚介ダシには確かに合っていたが、武蔵の持つ麺のインパクトからは、やや離れていた感じだった。

チャーシューは濃い味付けなものの、大きめで肉質とも良かった。気が付けば完食。油感後味感とも、申し分なしであった。

いや、とっても旨かった。

(左フォト) 正油味玉らーめん/店頭外観 (2006.06.29)


 拉麺 阿修羅 (あしゅら)

 住所:千葉県船橋市湊町2-7-3  定休日:無休  営業時間:11:30〜15:00/18:00〜22:00

 アクセス:JR総武線船橋駅南口左寄りの道を進み、京成電鉄船橋駅を越え右カーブを進み、
       千葉街道(国道14号線)を右折して歩いて行った通り沿い左側、徒歩およそ10分。



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