北海道ラーメンあさひ 千葉・新松戸
※2011.8.13閉店





明け方の静かに降り出していた雨が、自宅を出る頃には、ひとときの幻だったかのようにやんでいた、夏本番の七月後半金曜日の朝だった。

帰りがけでは、にわか雨らしき水滴が少し降っては止んでの、やはり落ち着かない夕暮れ時の空だった。

また夜ラで行こうと旭川ラーメンを提供する、こちらへまた寄って見る事にした。

午後6時半過ぎに入店すると、夕飯には早い時間もあり、先客ゼロの店内が広がっていた。

厨房前のカウンター席に腰を降ろし、メニューから旭川しょうゆラーメンを大盛でお願いした。

目の前にはカラフルな張り紙があり、見ると既に来月の定休日が案内されており、14日金曜日から17日月曜日までの四日間がお休みの予定らしい。

ラーメンの撮影に許可要のインフォに、また店主に申告してラーメンを待つ。それにしても、壁面には様々なアニマルの絵が描かれており、お子さんが見たらとても喜びそうだ。程なく到着。

それではと口にすれば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

旭川醤油らしい、30パーセント近い低加水の中細ちぢれの麺が、蓋の役目を果たしたラードがしっかりと浮かぶ醤油スープに泳ぎ、これぞ旭川醤油ラーメンと言った面持ちだった。

関東で旭川ラーメンと言っても、関東の風土に合わせてここまでラードを入れないお店が多い中、そう言った意味でこちらのラーメンは意義深いスタイルで提供しており、マニアとしてはやはり興味深いラーメンであった。

ラードは背脂を溶かした脂が主体のようで、その分甘みが強くついつい多めにスープを飲んでしまったが、濃い味付けの上にアツアツだった為、ちょっと飲むのが大変だった。

また、つけそばの時にも入っていた、チャーシュー・味玉子半裁・インゲン・メンマも、一つ一つが丁寧な仕事で仕上げてあり、大変美味しいそれぞれの具材であった。

やはりこだわり高い美味しさで、初訪問時に利用する麺は旭川製麺とお聞きしておきながら、その事をつい忘れて、また確認してしまいつつ(おいおい)、そこは気が付けば完食だった。

そう言えば横浜ラーメン博物館で営業する、蜂屋さんが近々そこを卒業する予定だそうだが、本格旭川ラーメンこちらにもあり、だった。

いや、今日も美味しい、旭川醤油ラーメンであった。


(左フォト) 旭川しょうゆラーメン大盛/フレンドリーなアニマルが描かれた壁面 (2009.07.24)









暗い雲が七月の空を覆っているものの、雨は降らずに曇天模様の月明けの水曜日だった。

昨日から研修が始まり、工場がある三郷の方へ行き来している。普段はあまり立ち仕事をしていない事もあり、以前立ち仕事していたとは言え、あれから随分経っている事もあり、帰る頃にはそれなりに疲れて家路に着く。

そんな途中駅の新松戸は、武蔵野線に常磐緩行線に流鉄線も近くに駅があり、自宅と工場の間通勤路では一番栄えていて、ラーメン店も比較的駅周辺に点在している。

しかし今回のようなケースがないと、そう遠くないもののあまり下車しない駅で、そう言った意味で今回は格好の機会と言えた。そんなわけで本日は、移転する前に数度訪問した事があった、こちらへ夕暮れ時に訪問する事にした。

実は年金問題が以前新聞を賑わせた時、自分の年金も心配になり、どうなっているか念のため確認しておこうと、松戸市の社会保険事務所の場所を調べて出掛けた事があった。

すると、なんとこちらのすぐ近くで、ここに移転したのかと建物だけ見た事があったりした。だから地図を見る事なく、店頭へ辿り着く事ができた。

するとその時と若干雰囲気が違っていて、すぐ隣りに「北海食堂カムイ」と言う外食店が新しく営業しており、なんとなくこちらといかにも曰くがありそうな感じとなっていた。

午後6時開店の夜の部の一番客として入店し、店主に、移転前に伺った事があり引っ越したこちらには初めて入店する事をお話しした。

そして、なんと本日の昼から開始したらしい、つけそば(正油味)を大盛でお願いする事にした。並盛で麺量220gで、大盛は麺量330gだそうで、それを確認してから大盛を選んだ。

見るとメニューリストには、つけめんが同じ金額の780円で既にあり、思わずつけそばとつけめんはどう違うのかお聞きすると、つけそばは正油味でつけめんは塩味と、大変明快な答えが返って来たのであった。

以前の店舗は店内にトラックがあったが、こちらは立派な店舗と厨房があり、それを目の当たりにした時もっと早く来るべきだったとつくづく思った。

壁には託児所かと思うほどに、動物さんの絵がそこかしこに描かれており、店主の思い入れを感じたそれらの所為で、立派で素晴らしい店舗となっていた。

そんな壁面を見ていると、写真撮影は許可が必要な旨の掲示があり、思わず手を上げ、フォトの利用方法も包み隠さずお話しし、許可を貰った。

こちらに引っ越してまもなく、石神氏のラーメン本に登場するようになったが、その話題を投げるとそうではなく、以前から掲載の依頼を受けていたそう。

しかし以前の店舗の時は、あまりにも狭い客スペースだったので、本に載ると常連さんに迷惑を掛ける恐れがあったので、ずっと断られていたそう。しかし移転して対応も万全となり、掲載のお話しをやっと受けられるようになり、今日に至っているそう。

また二階の「北海食堂カムイ」は、店主のお兄さんが経営しているお店だそうで、ご兄弟で夫々が同じ建物で外食店を営業されているらしい。程なく到着。おおおお、これはかなりかなりに美味しそうな、ビジュアルな事なんだろう。

それではと汁に浸して行かせて貰えば、それはもう、美味い美味い美味い美味い美味い美味い、これは感動的に美味い。

店名を使って表現すれば、「朝日のようにさわやかに」と言った美味しさだ。

麺は太ちぢれで旭川直送としか紹介されていないが、如何にも国産の小麦粉が含まれている風情で、何とも言えない上質感があるもの。

つけ汁は大変個性的でありながらも、どこか王道的な面があるもので、もう一発で虜になりそうな、その美味しさだった。

チャーシューやメンマやサヤエンドウなどの具類も、どれもがとても良く、大盛なるもそこは気が付けば完食だった。スープ割りもまた、ハンパない美味しさと言うしかなかった。

以前のトラックの仮設厨房の味では、私は正直言ってこちらの今回理解出来たようなその本質の味を判らずにいたが、さすがそこは石神氏であった。

100円の杏仁プリンも以前はプラスチックに入ったままだったが、今回はお洒落なデイッシュに置かれて提供され、とてもお徳と言うしかないデザートだった。

こちらの厨房で奮う、店主のフルスロットルの味は、きっと誰もが悩殺されるに違いない。いや、とんでもなく良かった旨かった。

(左フォト) つけそば・正油味大盛(麺・汁)/杏仁プリン/店舗外観 (2009.07.01)


 北海道ラーメン あさひ

 住所:千葉県松戸市新松戸1-354-2-1F   定休日:月曜日

 営業時間:11:30〜14:00/18:00〜1:30 ※日曜日・祝日〜22:00

 アクセス:JR常磐緩行線他新松戸駅下車。改札を出たら右手に進んで行き、一つめの信号が
       ある十字路を右折して次の左路地を入り少し進んだ右側。

   
以下は、松戸市幸谷460-6プラザ新松戸B時代。
新松戸が続くが、こちらにも久々行って見るかと、平日は夜営業のみだが、土日祭日なら昼も営業していると言う事で、また新松戸駅で下車して、改札右手のトンネルに入り、駅裏手にあるこちらに到着。開店まもない時間だが、先客2で後続が続く人気店の雰囲気。以前来た時は車のバンがあったが、それが無くなって、立派なカウンタ席が出来ていた。その奥の席に座り、海老だしが効いているらしい、しおらーめん680円をお願いする。程なく到着。麺は旭川から取り寄せているそうで、中細ちぢれの低加水気味のそんな感じ。味玉半裁に、チャーシューがデフォルトのラーメンの割りに結構入っていて、トロトロで良い。塩スープは海老の粉が入っている感じで、塩気がやや強めなものの、まずまずのラーメンだった。

(2005.05.15)



2005.05 旧店舗時代の入り口



2005.05 しおらーめん 

  
休日の夜は大抵、私が手料理を作り、嫁サンから評価を貰う側に立つが今日は帰りが遅いので出掛ける事となった。たまに乗り換えで利用する新松戸駅ホーム沿いに何やら新店が今年の夏頃からオープンをしていると聞き、駅からすぐ近くなのにどう行く?と思っていたら季節は冬。

今日こそ行ったる!と思い新松戸駅改札を出る。地図を見るとホーム馬橋寄りに抜ける道が存在する。そこに行こうと改札を左に行き、ホーム沿いを馬橋方面に歩く。しばらくするとそのトンネルを見つけ唖然とする。せまいトンネルは車一車線のみで気持ち程度の狭い歩道があるだけ。反対側から来る車を待って出るとこちら側の車が勢いよくトンネルに入って行く。とにかく行くしかないと覚悟を決め、足を踏み外さない様注意して出たら右に回り込み道なりに歩くとエキゾチックなこちらのお店のネオンが当たりを煌々と照らす。

入店すると比較的お若いご夫婦がお店をやっておられた。お店の左半分は黒ネコ宅急便と同じ車種の車がお店の中に入って右半分は客席になっている。ネットで安く車を購入して自力で車の中に厨房を作りあげ、埼玉県浦和市方面で屋台営業していたそうである。その頃は昼はサラリーマン、夜は屋台を営業していたというから正に漫画を彷彿とする(ラー○○発見伝でした)。右側の内装も半年近くかけ、自力で作られたそうで、凄いの一言。醤油らーめんをオーダーする。最近みそも始めたそうでメニューにある。

程なくらーめんが到着する。湯(スープ)は鶏ガラに鯵と飛魚の魚ダシでタレには本醸造特級濃い口醤油を使用しているそうで、前半はしょうが、後半は柚子の味が出てくる感じで旨い。麺は北海道から直送の旭川製麺という所でスープに合った感じでカン水も感じず良い。チャーシューはトロトロ系で、味玉はお約束の半熟でそれぞれいける。杏仁プリンのデザートも後からお願いしたが100円とお手頃価格で美味しかった。駅からここまで来たルートをお話しすると、ちゃんとした安全に来れる道があるとの事で、帰りはそちらを通りなるほどと云う所だった。店内には「二食ずつしか作りません」とか、麺の硬さや味の濃さが選べるとか、茹で湯はこまめに換えているとか大変こだわりのある美味しいお店であった。

(2002.12.18)


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