麺屋あらき竈の番人 千葉・船橋

久々に午後から軽く雨が降る天気予報に、気温もやや上がっていた一月下旬木曜日だった。今日はまた船橋市内で所用があって出掛け、それも午後早い時間には終わった昼下がりだった。とは言え腕時計を見れば午後二時近くで、最近はバナナ一本の朝食が続いている事もあって、これから都内へ出ると言う感じでもなかった。ふと見ればこちらが通り沿いにあり、入店して少し遅い昼食を済ませる事にした。通り雨が止んだばかりのようで、アスファルトの歩道がそんな風にくすんでいた。



店内に入ると先客が三名の店内。しばらく前に船橋駅近くにオープンした姉妹店へ訪問した際こちらにも立ち寄っていたが、その時も会えなかったが今日もやはり同じで荒木店主はおられなかった。

券売機の前に立って、味玉つけ麺とトッピングたまねぎの夫々のボタンを連打。厨房におられた方につけ麺の際の麺量を確認させて貰うと、並盛220gで大盛は1.5倍の330gとの事であった。

それを受けて更に大盛100円のボタンも連打して三枚のチケットを掴み、まとめる事なくそのままその厨房の方に手渡した私だった。

着ていたコートを奥にあったハンガーコーナーに掛けてから元の場所近くに戻り、その入り口周辺のカウンター席に腰を降ろした。

キチンと整理されて積み重ねられたコップを一つ持ち上げ、冷水ボトルから水を注いで半分飲み干すと、やっと一息出来た自分に気付かされたものだった。程なく到着。

おお、以前口にした風合いのつけ麺の麺とは、また様相が違っていたが、これもまた美味そうだった。それではと行かせて貰えばそれはもう、美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

こちらの特徴は醤油ダレと豚骨の風情が強めに出て、鰹節を中心にした何とも言えない魚介感がいいものだが、今日もその変わらない感覚がまた良かった。黄身が半熟になっていた味玉も美味しかった。

軽く炙ったタマネギの甘みが汁にまた合っていて、一緒にオーダーして正解だった。荒木店主は最近は稲毛ラーメン劇場にオープンした戯拉戯拉におられる事が多いそう。

少し前に実籾にある実家の麺屋あらきが閉店してしまったが、本日お聞きして見るとお父さんは西船橋の外伝で元気に麺を打っているそうで、それを聞いてほっとした私だった。気が付けば完食。今日もまた美味しつけ麺であった。


(左フォト) 味玉つけ麺大盛+トッピングたまねぎ(汁・麺) (2010.01.28) 


 麺屋あらき竈の番人 (めんやあらきかまどのばんにん)

 住所:千葉県船橋市本町2-3-3 つけ麺麺量:並盛220g/大盛330g ※データ情報更新(2012.06.30)

 TEL047-433-2456  定休日:無休  営業時間:11:30〜23:00

 アクセス:JR総武線船橋駅南口左寄りの道を進み、京成電鉄船橋駅を越え右カーブを進み、
       千葉街道(国道14号線)へ向いその少し手前、徒歩およそ7分。

 
   

霞んだ雲の奥に、うっすらと青い空が顔を出していた、九月上旬金曜日の朝だった。昼頃には以前程ではないが、強い陽射しが街を照らしていた。秋の風を何処かで感じるものの、それでも歩けば汗の滲む日だ。そんな今日もまた単独営業回りで船橋駅周辺に出掛け、久々となってしまったこちらへ入店する事にした。

4年前の6月に実籾の2号店としてオープンし、2年前には最近残念ながら休刊となってしまったが、千葉ウォーカーのラーメングランプリで、船橋駅エリア第1位となられた事もあった。また今年の2月には、西船橋駅北口から徒歩七分の地に、「麺屋あらき竈の番人外伝」が営業を始めており、そちらのらー麺はベースのスープに、鰹・海老・赤・黒夫々の風味を加えたラーメンだそう。


そしてここからそう遠くない船橋駅寄りの路地を入った場所に、こちらの姉妹店「戯拉戯拉」が新しい豚骨系らーめんを用意して、明日からオープンする予定だ。そんな訳で正午頃に店頭へ到着。

入った右側にある券売機で「ら〜麺」を選び、比較的奥のカウンター席に腰掛け、チケットをカウンタトップに置いてお願いした。厨房に店主がおられなかったので、お聞きすると朝方はおれたとの事であった。やはりそこは人気店で、しばらくすると周辺のサラリーマンらしき方々などが来られ、入って数分も掛からずに直ぐ盛況な店内となった。程なく到着。

おお、比較的醤油の色が濃く映る魚介豚骨スープの中央に、カネジン製麺の特注麺が顔を出し、その上にはホックリしてざっくり切られたタマネギが多めに乗せられ、チャーシューが脇に添えられていた。

刻まれた青ネギが、ビジュアルを美しくしている。もちろん無化調なこちらである。それではと行かせて貰えば、いやいやいやいや、それはもう美味い美味い美味い美味い美味い美味い。濃い醤油の色の割りには、インパクトのある味わいであるものの、それほどに塩辛いこともない。中太ちぢれの麺は、こだわりの高さがヒシヒシと伝わって来るもので、スープとの絡みもかなり良かった。

後半ほっくりタマネギが功を奏して、絶妙な醤油の濃さを更に中和してくれるものがあり、そのタマネギの役割りは大変に大きいと思う。そんなわけで、気が付けば完食。やっぱりとってもうまかった、麺屋あらき竈の番人さんであった。


(左フォト) ら〜麺/インパクトあるメニューインフォ (2009.09.04)





やや雲が出ているものの、雨が降る気配も無い、穏やかな三月上旬の日曜日。

また嫁さんと共にラーメンと言う事で、どこにするか悩んだ末、先日東十条の新店で緬がカネジンさんだった時に思い出した、こちらへ久々に暖簾を潜る事を思い立ち、京成電車で船橋に出て店頭に立つ。

やはり人気店のランチタイムで、外列三人の後ろへ並ぶ。

程なく入店できて、嫁さんは味玉つけ麺800円を選び、私は券売機をひと通り眺めた後で、らー緬680円にトッピングたまねぎ100円、さらにご飯ちゃーしゅーのせ200円も食す事にした。

トッピングたまねぎは、さらに増量選択できるボタンが150円と200円の二つもあり、こちら特有の追加トッピングで良い個性となっている感じだった。

空いた席に夫婦共々腰掛け、変わらない店主と久々の御挨拶。程なく到着。

別皿で来たトッピングたまねぎをラーメンの上に移し、それではと口にして行けば、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

鰹節をメインとした魚粉をミルサーで粒子状に細かくして、豚骨醤油スープに移した感じの魚介感が、圧倒的な魚介感を造形していた。

やはりタマネギが透き通る艶やかなビジュアルで食欲をそそり、ほっくり来る食感がまたたまらない。

デフォルトでもホックリタマネギが入っているが、追加トッピングする事によって、量が倍増・うまさ倍増・楽しさ倍増で、さらに倍増も出来る様。

ご飯ちゃーしゅーのせにも手をつければ、これがまた美味しいサブメニュー。

よく解してあるチャーシューにアマカラな味付けが施してあり、一緒に口にするラーメンとのバランスや相性も、そこは良かったサブメニューと言えた。

嫁さんのつけ緬を見ると、デフォルトの量が以前より増えた感じで、だいたい300g程度のビジュアルだろうか。麺の艶もやはり良かった。

味玉もよく色が移っていて、これがまた旨そうだった。

勢いを感じるラーメンで、気が付けば完食。帰る頃には、外列がさらに伸びていて訪問したタイミングも良かった様であった。

いや、どばんと良かった。


(左フォト) らー緬/ご飯ちゃーしゅーのせ (2008.03.02)

     
気さくな店主の、濃厚魚介とんこつ店。 2008.03 別皿トッピングたまねぎ 2008.03 味玉つけ麺(麺) 2008.03 味玉つけ麺(汁)
  
日が暮れて少し外に出ると、大変寒い一月下旬月曜日の夜。仕事を終え、帰り道ふと腕時計に目をやる。久々こちらへ行って見ようと言う気になった。午後9時には閉店もあって、食したい時に行きたくても行けないお店だが、今日は間に合いそう。JR船橋駅を下車して、こちらへ向かう午後八時半過ぎ。

そして店頭に立つと、・・・ 唖然。かなり店頭が派手になっていた竈の番人さんだった。や、やたらデカい文字の白い暖簾。インパクトある店頭だった。 店内に入ったら、店主が「シェキナベイベ」とか言ってそう(おいおい)。て、天下一系っぽい外観の中に入ると、変わらない店主がおられ、久々の御挨拶。券売機でチャ〜シュ〜麺940円を選び、空いていたカウンタ席に着席。  う、蘊蓄が、 ・・・シェキナベイベ、だった。おそるべし。高知と鹿児島の鰹節に、九十九里の煮干しを使っているらしい、濃厚魚介豚骨と言う事らしい。程なく到着。

ま、まさしく、とっても濃厚魚介豚骨。目の前の蘊蓄を見ると、更に濃く感じるから人間って、不思議。じんわり狙いシフトでは無かったが、チャーシューも美味しく、ほっくり玉ねぎも健在で、濃厚な中でもこちら特有の色はしっかり出ていて、さすが竈の番人さんだった。そんな訳で、気が付けば完食。 いや、くらっと来つつも、 よ、良かった。

(2007.01.29)
  
やや春の陽気の火曜日、晴れ。今日は船橋市内に所用で出掛け、それが済んでから同じ市内のこちらの店頭に立つ。店頭が随分と派手になっていた。中に入り店主とご挨拶して、券売機でチャーシューメンに大盛券も買い足し着席。程なく到着。

おお、相変わらず旨い旨い旨い。店内は盛況だったが、たまたまなのか平日もあってか後続が続かず、店主の手も空いて思わず世間話し。こんな感じで気温が上昇すると、売上げが下降するそうで困るらしい。気が付けば完食だった。挨拶して外に出ると店主の希望とは裏腹に、さらに気温が上がりそうな船橋界隈。コートを小脇にかかえ、JR船橋駅へ向かう。いや、旨かった。

(2006.02.14)
  
寒さ暑さも彼岸までとは、よく言ったもので、めっきり涼しくなった、そして館山・銚子辺りは台風で大変そうな、はたまたアメリカではまた、温暖化による超大型台風が猛威を奮ったニュースを、TVが伝えている日曜日。時折り強い風が、街路樹を揺らす。しばらく行かないと、また行きたくなる、こちらへ行く事にした。

正午前に到着すると先客4、後続2.。券売機で味玉ら〜麺を選び、カウンタに座り店主へ御挨拶。ご飯物メニューが無いなあ、と思っていたら、来週くらいから始めるらしい。甘い魚介が合わさった香りが店内を漂い、それだけでワンランク上のラーメン店と判るお店と言える感じ。程なく到着。

とりあえずパチリと撮ろうと、デジカメを構えた瞬間、デジカメモニターに店主の頭が、大きく映り出した。はて?だった。で、見ていると、店主が器用にも、レンゲ一本で、撮ろうとする、わたすのラーメンの具の位置調整を敢行していた。 お、おそるべし、竈の番人。  の、店主だった。とは言え、目的は理解出来たりしたのだった。さてそれでは、召し上がらせて頂きます、である。

いや、もうもう、もうもう、もお〜〜〜、マザー牧場の牛さんである(主張がそれてる)。いや、もう、とにかく旨い旨い旨い旨い旨い旨い。ほっくりした甘い玉ねぎが、やや微量ある辛みと絡み、卓越したラーメンに仕上がっている。味玉も良い風情があり、仕入れの関係か、いつもの穂先メンマで無かったが、もう気が付けば完食。いや、やつぱり旨かった。

(2005.09.25)
  
つけ麺が始まったと言う事で、某店を出て一服してから入店する。既に人気店の様相の客の入り。営業時間や定休日も決まっていた。券売機で、つけ麺700円を選び着席。鰹の香り漂う店内。程なく到着。

くぅ〜〜〜〜、やつぱりおそるべし、だった。麺が入ったドンブリは、ギンギンに冷え、中太平ちぢれの麺。ひとたび口にすればもう、旨い旨い旨い旨い旨い旨い。ツボを心得ているその旨さはもう大変。茹でタマネギは甘みを表現して、つけ汁全体の甘みを自然にさせている。店主はどこかひょうひょうとしているが、出て来るものは本宮ひろしの主人公の様な気迫さを感じる。スープ割に至るまで良かった。つけ汁は脂が凝固しない程度であれば、多少温度が下がっても問題無く、このインパクトは、やつぱりおそるべし、だった。いや、旨かった。

(2005.07.10)
  
実籾のお店はご両親だけで営業を継続して、新宿武蔵で修行した若き店主は、船橋のメインストリートで、御祖父が営んでおられた洋食店の屋号を掲げて、今月2日からオープンしたと言う事で、これは気になる事となり、快晴の日曜日行く事にした。丁度、開店時間頃に到着する。

列も無く店頭を見上げていると、件の若き店主が出て来られ、半開きのシャッターを全開させる。ご挨拶をすると、何と覚えてくれていて嬉しいのだった。「どうぞ」と引き戸を開けてくれると、それに指をどうやら挟んだ様で、「ぐぎゃおえ」の後で、絶叫。 「だ、だ、大丈夫ですか?」 「な、なんとか・・・」 と言う事で大丈夫らしい(おいおい)。券売機で、味玉チャーシュー麺1000円に、大盛券100円を買い足して店内へ。「親戚にサラリーマンは殆どいなくて、飲食店とかやっていますよ」との事で、先祖代々料理人という家系らしい。程なく到着。

おお、茶濁したスープ。確か実籾に行った時は透明だった。口にするとこれがもう変態、いや大変。以前食べた時も、なかなか良かったし、ある程度また美味しくなっているだろなと推測して口にした訳だが、これがびっくりたまげた門左衛門である(なんじゃそら)。ごっつい旨く、旨みレベルメーターを振り切る旨さ(また来たな)。いや、これは旨い旨い旨い、もひとつおまけに旨い。やはり武蔵の良い所が出ていて、穂先メンマも、チャーシューの味付けに至るまでとても良かった。ザク切りの玉ねぎが、またオリジナル性に富み良かった。もう、気がつけば完食。やはり先述の家系が、代々築かれた遺伝子を持った感じであった。後続で店内はすぐ埋まり、ほんの数分で10人近くになった。竈の番人、おそるべし。

(2005.06.05)


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