つけ蕎麦 安土 東京・高田馬場





うっすらと軽く雲が掛かるものの、総武線電車内には明るい陽が降り注ぐ、十月初めの秋を忘れそうな休日の土曜日。しかし多少でも緩やかな風が出れば、辺りは秋色に包まれて行く。

しばらく前に、ウドンと中華スープを融合したお店を紹介したが、最近になって日本蕎麦とこってり中華出汁のつけそばが、静かなブームを呼んでいるらしい。

某漫画でも紹介され気になる所となり、ネットで紹介されているこちらの一軒を見つけ、本日出掛けて見る事にした。その名は「安土」・・・桃山か、である(おいおい)。

ラーメン激戦区の最たる区域と言える、高田馬場駅から程近い早稲田通り沿いにそのお店はあった。

入り口には小型の石臼がディスプレイされており、店内に入るとお店の方の元気な挨拶に迎えられた。すぐ券売機があり、つけ蕎麦豚肉こってり辛850円のボタンにタッチ。

すぐ近くのカウンター席に腰掛けると、券を受け取ったお店の方が偶然にも、何と昨日と同じパターンのオーダーシステムで、同じ料金で盛りの量が選べるそうで、その量をどうするか確認して来た。

並盛200g・大盛250g・大大350gの何れかで、思わず昨日のイメージが再燃し、真ん中の大盛250gでお願いした(それは賢明)。

ラーメン店であれば、券売機があるのが普通な今日この頃で、それもあり何の違和感もなく券売機で券を買ったが、日本蕎麦店では立ち食い蕎麦店でない限り、大抵レジで後精算が殆ど。

その所為か入ってスグの判り易い位置に券売機がありながら、頻繁に続いた後続客の半分以上は、スルーして座席に座っていた。その都度お店の方が、謝りながら券売機での券購入を促していた。

カウンターの上には、無料の生卵があったり、白ゴマと黒ゴマがミックスされた煎り胡麻がたっぷり入った容器に、小型の擂り鉢と擂り粉木も用意されてあったり、ごくさりげなく玄米黒酢があったりした。

開業して、そう経っていない感じの店舗で、清潔な店内が印象的だった。

そんな店内は、純然な日本蕎麦店風かと言うとそうでもなく、かと言ってラーメン店風と言うわけでもない、和風ではある内装のお洒落な店内。程なく到着。

おお、これはなかなか旨そうなビジュアルと言えた。麺は硬質感のある日本蕎麦が盛られており、汁にはスライスした豚バラ肉を、さっと湯通しした豚肉が多めに汁から飛び出ていた。

その上に白髪ネギが置かれていて、刻み青ネギと糸唐辛子が、ビジュアルを華やかにしていた汁だった。やや色が赤く、やや辛そう。

それではと汁に軽く浸して食して行けば、これがもうナイスな新鮮味があり、もう旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い旨い。

辛いシフト感がまた良く、こってり感は天カスの様なもの使って表現されたものだったが、そんな中で中華風の味付けに何の異質感も無かった。

途中で擂った胡麻を入れて風情が変わったのを楽しみ、その後で生卵をを入れまた変わり、そして例の玄米黒酢を若干入れて、これまた風情が変わり、これぞ三段味変え活用と言え、もう旨い旨い旨い。

これはおそるべしな程に、完璧な戦略が用意されたつけ蕎麦で、蕎麦好きでラーメン好きな方で無くとも、自然に近い五味により、何の違和感も感じない事だろう。

気が付けば完食。イヤホント、コレハヨカッタデース(だから外人にならない・・・)。


(左フォト) つけ蕎麦豚肉こってり辛(大盛)(麺・汁)/お品書き (2008.10.04)


 つけ蕎麦 安土 (あづち) ※日本蕎麦店 

 つけ蕎麦麺量 並盛200g 大盛250g 大大350g ※全て同一料金

 住所:東京都新宿区高田馬場4-18-9      定休日:日曜日・祝日

 営業時間:11:30〜15:00/17:30〜21:00

 アクセス:JR高田馬場駅早稲田口下車。駅前の早稲田通りを左へ進んで行く。五分程歩いた
       通り沿い左側。


     
麺量は並盛・大盛・大大どれでも同じ料金。 生たまごも、無料サービス。 美味しい召し上がり方を軽く一読して。 高田馬場ラーメン激戦区の日本蕎麦店。


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