ラーメンBAR 963 千葉・船橋





千葉県の中で船橋市は、市川と同じく古くから栄えた街で、中心部は戦災からも逃れて、昔の風情を留めている路地も少なくない。

地名は日本武尊が東征の折り、川へ小舟を並べて橋にして渡った事に由来しているらしい。

明治時代の船橋は総武鉄道が成田まで延伸するまで、新勝寺参拝の中継地として多くの宿があった街でもあったそう。

千葉県内では千葉市に次ぐ人口数で、現在は約60万人が暮らしている千葉県北西部の市だ。

先日営業で船橋駅周辺を訪れたが、今日もまたその界隈へやって来た。ランチという事で、今夏にオープンして気になっていた、こちらを訪れる事にした。

正午前の開店まもない時間に入店。店主はバータイムに来られるそうで、昼はランチタイムを任せられている方がおられ、女性も一人おられた。

メニューから特選味噌ラーメンというのもあったが、もう一つの963ラーメンでお願いした。麺の太さが太麺と細麺で選べるそうで、そこはやはり太麺にして貰う。

昼はバーの店舗を利用したお洒落なラーメン店で、夜は本業のバーが午前4時まで営業していて、バータイムでもラーメンは楽しめるそう。

店主は新小岩から錦糸町に移転して営業されている匠屋さんにおられた方だそうで、船橋ラーメン横丁に支店を出した時にはそこにおられたらしい。

ランチにおられる方も、その匠屋船橋ラーメン横丁店で働いておられたそうで、それが縁でこちらで働いているそうで、やはりその道の経験が十分にあるプロの方であった。

店名は963と書いてクロサンと読ませ、店主のお名前が黒川さんらしく、親しい方からの呼び名を店名にされたらしい。程なく到着。

おお、レモンのスライスが添えられており、粉砕したイリコが適度にスープに浮いていて、白醤油を利かした無化調のラーメンらしく、油は殆ど感じられない仕様となっていた。

それではと行かせて貰えば、いやいやいや、もう美味い美味い美味い美味い美味い美味い。

匠屋さんのラーメンとは180度違う対照的とも言えるラーメンで、昆布や椎茸の和風出汁がまったりとした持ち味を醸しており、そこに魚粉が今風なスタイルを形成していた。

麺は中太ちぢれでプルプルしており、普段は味噌ラーメンに利用している麺だそう。

しかしこちらの白醤油のラーメンともいい感じにシフトする多様性があり、製麺所をお聞きすると「俺の空」や「麺屋梵天」等も利用されている、大進食品さんだそうでなるほどと言う所であった。

チャーシューは豚バラ肉で、これがいつも厚めに切り分けているそうで、これがまた大変に良かった。

ところでカウンターには、小籠に生卵が入っており、これは何だろうと思っていた。こちらではランチタイムにライスがサービスに付き、その案内を貰った際に辞退していたが、玉子かけご飯用の無料の生卵だそう。

それが判り思わず無料のご飯を後からお願いして、無料の生卵を入れ醤油を軽く掛けて楽しんだ。

開店してすぐに入ったようで、店頭にそれを案内する立て看板を置く前に私が入店したらしく、それを食している途中で教えてくれた次第だった。

気が付けば完食である。いやいやいや、無化調の薫風そよぐ美味しラーメンと、美味しTKG(玉子かけご飯)だった。いや、TYU(とっても良かった旨かった)。

(左フォト) 963ラーメン/TKG(玉子かけご飯)/店頭外観 (2009.09.28)


 ラーメンBAR 963 - KUROSAN -

 住所:千葉県船橋市本町2-27-20  TEL047-498-9006

 定休日:不定休※原則無休  営業時間:18:00〜翌4:00(3:00LO)

 アクセス:JR総武線船橋駅南口左寄りの道を進み京成電鉄船橋駅を越え、右カーブを進んで
       から一つ目の信号交差点を右折して、少し歩いた左側、徒歩およそ5分。



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